2026.07.21
イベント
1年生6名が、一枚の紙を囲んで声をそろえます。開会の選手宣誓です。「私たちは、ヴィーナスアカデミーのTikTokを盛り上げるべく、スポーツマンシップにのっとり、運動会の次の日にくるであろう筋肉痛の恐怖にも負けず、最高に可愛く、全力で競技し、全力で楽しみ、青春を謳歌することを誓います」。
数人が同じ紙をのぞき込みながら宣言。笑い混じりの宣言とともに、2026年6月18日の体育祭が幕を開けました。

ヴィーナスアカデミー/バンタン渋谷美容学院大学部には、指定の体操服はありません。髪型もメイクも、着るものも自由です。
オーバーサイズなTシャツにルーズソックスとスニーカー、キャラクターTシャツ、無地に推しキャラクターを手書きしたり、はたまた自分たちの幼少期の写真をコラージュしたTシャツなど、個性的なコーディネートで参加します。どこか一部に、チームカラーさえ取り入れていれば、表現は自由です。



その自由さを体現していたのが、グリーンチームの井出さんです。着ていたのは、大好きだという『Re:ゼロから始める異世界生活』――通称「リゼロ」のキャラT。
「バスケとドッジボールに、リレーも出ます!」と、競技への意気込みもたっぷりです。ちなみにその「リゼロ」は、スクールが属するKADOKAWAグループの作品ですよと伝えると、「えぇ! そうなの!?」と、驚きの表情を見せてくれました。今回は、個性豊かなメンバーの3人に密着。

密着①/PINKチーム・いちごあめさん
人波のなかで、いちごあめさんの姿を見つけました。装いのこだわりを聞くと、トップスのラインを指でたどりながら、こう答えてくれます。「コーデのポイントは3本ラインのトップス。PINKチームの線が入っています」。続けて、目標も口にしました!

「TikTokで活動していて、20万人を目指しています」。チームカラーを装いに取り入れながら、自身の発信活動への意気込みものぞかせてくれました。

最初の種目は、バスケットボールです。3カードが組まれ、1試合ごとに得点が競われていきます。コートの周りでは、出番を待つ生徒が手をたたいて声を送ります。イエロー対ピンクはイエロー、緑対ブルーはブルー、そしてオレンジ対赤は、赤チームに軍配が上がりました。


密着②/REDチーム・スイコさん
その赤チームで、ひときわ目を引いたのがスイコさんです。先のオレンジ対赤を制したのも、この赤チーム。ボールを追いながらも、周囲を見渡す余裕を崩しません。
試合を終えると、額の汗をぬぐって笑います。「小中とバスケ部だったんです。いまは、汗かいたのでビジュがやばいです(笑)」と呼吸を整えながらインタビューに答えてくれました。全体を見つつ先手を打つ的確なプレーで、チームの勝利を引き寄せました。
すぐ近くでは、同じレッドチームの新田さんが「雰囲気がすごく楽しい」と声を弾ませていました。

バスケに続いてドッジボールでは、ボールが宙を走るたび、コートに小さな歓声と悲鳴が交差します。

写真と休憩をはさみ、後半は団体種目へと移ります。縄が回るリズムに掛け声を合わせる12人の大縄、一本の綱に体重をあずけ合う15人の綱引き、相手のしっぽを狙って駆け回るしっぽとり。種目が変わるたび、応援の声は一段と大きくなります。

なかでもしっぽとりは、ピンクチームが圧勝しました。


そして迎えた最終種目は、4人でバトンをつなぐリレーです。会場の盛り上がりが最高潮に達するなか、走者の一人が転倒してしまう一幕もありました。レースが続くかたわら、悔しさに肩を落とすその選手のもとへ、チームメイトが駆け寄ります。

背中に手を添え、そっと言葉をかける――勝敗の熱気の隅で、そんな光景も生まれていました。
密着③/YELLOWチーム・相浦さん
イエローチームの相浦さんは、バスケの試合に出場。「負けちゃったけれど、みんなでスポーツができるとチームワークが高まって楽しいです」。


コートの外でも、声は弾みます。オレンジチームの石田さんは、試合の合間に「とても楽しいです。いつもの教室とは違う環境で。先輩ともコミュニケーションが取れるし、試合に勝てると嬉しい」とコメントしてくれました。
種目が進むほどに、チームごとの結束がかたくなっていきます。同じカラーをまとったメンバーが、仲間の名を呼んで声援を送ります。スポーツする人、応援する人、ベストな瞬間を撮影する人。

すべての競技を終え、結果は……
第3位:ブルーチーム(71ポイント)
第2位:ピンクチーム(74ポイント)
第1位:オレンジチーム(75ポイント)
最後の最後までもつれる接戦でした。表彰でチーム名が読み上げられるたび、会場からは拍手が起こります。

勝っても負けても、「最高に可愛く、全力で」思い出を作ることができました!


















